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宿題について改めて考えてみました!

最近保護者の方々からこんな声が多く上がっています。

「宿題が終わっていないんです。」「宿題がないと嘘をついたようです。」「音読させてください。」・・・

まとめると、
放課後等デイサービスで宿題を終わらせてきていないので困ります!という内容がほとんど。

そもそも宿題とは・・・
ネットで検索してみると ↓ ↓ ↓

学校の正規の授業時間以外に主として家庭で学習を行わせるために、教師が子供に課す問題のことをいう。家庭でそれを果たすことから、家庭学習や家庭作業といわれることもあるが、この用語は子供が自らの興味に基づいて自発的に行う学習を含んでいるので、宿題は家庭学習や家庭作業の一部ということになる。・・・

宿題(読み)しゅくだい
日本大百科全書(ニッポニカ) 「宿題」の意味・わかりやすい解説より

広辞林で引いてみると ↓ ↓ ↓

①前から示しておいて、作らせまたは答えさせる問題。⇔ 即題
②学校などで、生徒に家に持ち帰ってさせるために出す問題。
③未決定のまま持ち越された問題。

広辞林より

双方を参考にみていくと、現在一般的に使わている「宿題」と言う言葉は「家庭で取り組む課題」と言うことになるのだと思います。


もっともっと掘り下げて「宿題」について考えてみたいと思います。

「家庭で宿題を取り組む課題」という視点からみると

 ■子どもの学習の習熟度の確認
 ■授業の進捗状況の共有
 ■学校教育への参加
 ■親子の共同学習(協同学習)

   の機会が、「宿題」である!

とも考えられるのではないでしょうか?


現在、柏の葉学園グループでは基本毎日学習の時間を設けています。
それは、宿題を終わらせたり学習の習熟度を上げたりと塾的な要素に趣を置いたものではありません。
「学習の習慣を身につけること」「嫌な事や苦手な事にもチャレンジする力を身につけること」を目的としています。

実際支援の現場では
「せっかく学習の時間があるのだから、帰宅したら好きなTVやゲームができるように宿題を終わらせたらどう?」
と子どもたちには話をしています。

それでも、
「宿題、今日はないよ!」(実際はあるのですが・・・)と言う子、
「今日はこれだけ!」と本来の半分しか取り組まずに見せにくる子、
「やりたくない!」と駄々をこねる子・・・様々な姿を子どもたちは見せてくれます。

その際現場ではどのように対応しているかと言うと、どのケースにおいても相互作用のあるやり取りを必ず行います。


・宿題がないという子に対しては本当に宿題が出ていないのか?確認をし、それでも出ていないという場合は、学園のオリジナル教材を提供しています。
(プリントを出されると大抵の子どもたちは「あっっ、忘れてた!宿題あったんだー。」と宿題に取りくみます。)


・宿題の量を勝手に少なくしている子に対しては、上記と同様に学園のプリントを渡します。
(このケースも子どもたちの行動は同じ・・・結局は宿題をやります。)


・やりたくない!と駄々をこねる子に対しては、どんなに泣き叫び暴れても「じぁやらなくていいよ!」ということにはしません。それは、子どもの成功体験につながり、今後どんどんエスカレートしてしまう可能性があるからです。(これまでの経験から私たちも学びました。)
どんな形であれ必ず取り組むように支援します。子どもたち自身が目で見て分かるように学習量を減らしたり、内容を変えたり、先生も一緒に体を動かしながら取り組んだり、音楽をかけたり、その子の好きなものを例に取り学習の入り口に繋げたり・・・と、やり方を工夫して!
そして、何より一番大切な事は、例え提供した学習内容が全てできなかったとしても向き合ったことに対して褒めることです!!学園では大いに褒めています。

どんな状況であれ、
宿題を終えた子どもたちはとても満足気で!自信がついた表情をしています。
そして・・・「お母さん褒めてくれるかな?」「全部終わったことお母さんに言おう!」「お母さん喜ぶかな?」とお母さんを思った言葉を言います。


確かに、お父さんお母さんの立場で考えると、帰宅前に宿題が終わっていたら助かるのでしょう。
でも、きっと、大切なのは終わらせることより
それがちょっとの時間であったとしても、親子で一緒に取り組む時間であったり、宿題を話題にお話することであったり・・・・そんな時間や経験なんだと思います。

ちょっとの時間でいいので「宿題」をきっかけに子どもたちと相互作用のあるやり取りをしてみてください。

 うちの子今学校でこんな勉強をしているのね・・・
 この単元が苦手なんだね・・・
 こんなやり方もできるようになったんだね・・・
なんて感じてみてください。


そして1問でも2問でもいいので一緒に算数の問題を解いてみてください。
分からない漢字は一緒に辞書を引いてみてください。
音読を聞いてあげてください。音読が嫌いな子の場合は一緒に声を出して読んでみてください。
全部終わらなくたっていい。
大好きなお父さんやお母さんと取り組んだ時間が大切です。
子どもたちにもいい記憶が残ります。


 ■子どもの学習の習熟度の確認
 ■授業の進捗状況の共有
 ■学校教育への参加
 ■親子の共同学習

  の機会が、「宿題」にはある。

という視点で考えてみてはいかがでしょうか?