ごあいさつ
世の中も新しい元号となった本年、自動車整備に特化した高等学校技能連携校「KTS柏高等技術学園」からスタートした本グループはおかげさまで創立21年目を迎えました。
2年前に柏市若柴の旧校舎から現校舎である豊四季新校舎に移転し、創立時より踏襲している高等学校教育を継続するなかで、時代の変遷に伴って本校に求められる教育内容に変化が生じていることをひしひしと肌で感じ、これまで行ってきた「自動車に特化した技能連携校としての教育」だけでなく、「学びの幅を広げた単位制・通信制高等学校の普通科の併設」、「自動車以外の工業・創造的分野の学びも含み就職に直結する学び方の確立」、「中学校まで支援学級で学んだ生徒と共に高等学校卒業資格取得を目指す学び方の確立」等、学び方の多様化を変化の軸とした特色化を図り、校名を「星槎国際高等学校柏キャンパス」と改め、地域に根ざした「オンリーワン」の新たな学校を目指して歩み始めました。
また、高等学校教育とともに本グループ事業の中核をなす福祉事業におきましても、指定障害児通所支援事業である「児童発達支援」・「放課後等デイサービス」の運営を単体として考えることなく、国の方針として新たに打ち出された「教育と福祉の密なる連携」を他に抜きん出ていち早く実践するとともに、「保育所等訪問支援」をはじめとした、園外に出て支援を提供する新たな取り組みも始め、より充実した福祉の提供を目指しているところです。
新しい時代の幕開けと共に、新しい校名に変更した高等学校教育をはじめ、これまで「柏高等技術学園」が築き上げてきた歴史と伝統を踏まえ、グループ全体でさらなる前進を遂げて参りたいと存じます。
皆様方には、これまでと変わらぬご理解のもと、尚一層のご支援とご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
星槎国際高等学校柏キャンパス代表 廣川萬里