「自立」のその先にある「自律」①
柏の葉学園グループで毎朝行ている【朝礼】の内容を少しご紹介します↓↓↓
■テーマ:【律】(律する)

音楽には「旋律」という言葉があります。
音がただバラバラに鳴っているのではなく、
そこに一定のリズムや流れが生まれると、私たちはそれを心地よいと感じます。
集団行動もそうです。

大勢の人が同じタイミングで動き、足並みがピタッとそろった瞬間、思わず「おおっ」と声が出ることがあります。
なぜ、人は「そろうこと」に心地よさを感じるのでしょう。
そこには、律するの「律」があるからなのかもしれません。
「律」という字には、規則、秩序、調子といった意味があります。
・・・「律」は単に「決まりを守る」ということだけではないように思います。
人は一人ではなく、人と人との間で生きるから「人間」です。
自分のやりたいことだけをやっていれば、誰かとぶつかります。
反対に、周囲に合わせてばかりでも、自分らしく生きることはできません。
だからこそ、
自分の気持ちを持ちながら、周囲との調子も考える。
そこに律するの「律」が必要なのだと思います。
柏の葉学園では、子どもたちの「自立」を支援しています。
自分で着替える。
自分で準備する。
自分の荷物を管理する。
自分でできることを増やしていく。
これはとても大切なことです。
でも、私たちが目指しているのは、そのもう一歩先です。
自立から、自律へ。
「自分でできる」だけではなく、
「今は何をする時間だろう」
「相手はどう感じるだろう」
「やりたいけれど、今は少し我慢しよう」
「これは自分では難しいから、助けてほしいと伝えよう」
そんなふうに、自分で考え、自分で選び、自分で自分を整える力を育てていきたい。
誰かに「ちゃんとしなさい」と言われたから動くのではなく、自分の中の少しずつ育った「律」が行動を促す!!
それが、社会の中で自分らしく生きていくための大切な力になるのではないでしょうか。
音楽が「律」によって美しい旋律になるように・・・
人と人との間にも、それぞれの音を消すことなく、心地よく響き合える「律」がある。
自立から自律へ。
私たちは、これからも子どもたちがいつか自分自身の「律」を持って社会へ歩いていけるよう、
日々の小さな経験を大切にした支援を大切にしてくことを再確認しました(*^^)v