洗濯ばさみを使った遊び!
「洗濯ばさみで遊んでいるだけ!?」そう見える活動の中にも、子どもの成長につながる大切な意味がたくさん隠れています。


今回、柏の葉学園では、カラフルな洗濯ばさみを使った遊びを楽しみました。
写真のように、椅子の縁に洗濯ばさみを一つひとつ付けたり外したりするだけのシンプルな遊びです。
でも、この「つまむ」という動きは、リハビリの現場でもよく取り入れられている、とても大切な動作なのです。
「つまむ」は毎日の生活に欠かせない
私たちは一日の中で、驚くほどたくさん「つまむ」という動きをしています。
例えば…
- 鉛筆を持つ
- お箸を使う
- ボタンを留める
- ファスナーを上げる
- ティッシュを一枚取る
- シールをはがす
- 紙を一枚めくる
- お菓子をつまむ
どれも親指・人差し指・中指を上手に使う力が必要です。
この力が育つことで、生活の中の「自分でできた!」が増えていきます。
指先だけではありません
洗濯ばさみを開くには、思ったより力が必要です。
さらに、
- 指の力
- 手首の安定
- 左右の手の協調
- 力加減
- 集中力
- 目で見て手を動かす力(目と手の協応)
など、多くの力を同時に使っています。
遊びながら自然と、たくさんの能力を育てているのです。
「できた!」が自信になる
最初は硬くて開けなかった洗濯ばさみ。
先生と一緒に挑戦し、
「あ!できた!」
その一回の成功体験が、
「もう一回やってみよう。」
という意欲につながります。
子どもの成長は、こうした小さな成功の積み重ねで育まれていきます。
遊びは最高の教材
柏の葉学園では、「訓練だから頑張ろう」ではなく、
「遊んでいたら、いつの間にかできるようになった!」
そんな支援を大切にしています。
子どもにとって遊びは学びそのもの。
楽しみながら夢中になる時間こそ、心も体も大きく成長する時間です。
今日も小さな洗濯ばさみをつまみながら、子どもたちは未来へつながる大切な力を、一つひとつ育てています。
実はもう一つ隠れたねらいが!!
それは「カラフルな!」がポイント。
「次は青の洗濯ばさみをイスに付けよう!」と課題を出せば、
個々の色の概念の定着具合が分かるし・・・、
新たな学びにもなります。