「自己肯定感」とは何でしょう。
最近よく耳にする「自己肯定感を高めましょう」という言葉。
「自己肯定感」とはどういうことなのか?改めて整理してみました!
自己肯定感とは「自分は何をしても正しい」「好き勝手に生きていい」という意味ではありません。
本来の自己肯定感とは、
「できる自分も、できない自分も含めて、自分という存在には価値があると認められること」
です。
成績が良いから価値がある。
仕事ができるから価値がある。
誰かに褒められたから価値がある。
そうではなく、
失敗しても、
叱られても、
思うようにいかない日があっても、
「それでも私は私でいい。」
そう思える心の土台のことです。
だからこそ、自己肯定感が高い人ほど失敗を恐れず、新しいことへ挑戦できます。
また、自分を大切にできる人は、自然と他人のことも大切にできるようになります。
では、自己肯定感と公序良俗はどちらを優先するのでしょうか。
結論から言えば、
まず守るべきは「公序良俗」でしょう!
公序良俗とは、
社会が安心して暮らしていくための最低限の約束事です。
法律を守ること。
人を傷つけないこと。
他人の権利を侵害しないこと。
これらは、誰もが安心して生活するための土台になります。
一方、自己肯定感は、
その土台の上で、自分を大切にする心
です。
もし、
「これが自分らしさだから。」
「自己肯定感を大切にしたいから。」
という理由で、人を傷つけたり、社会のルールを壊したりするのであれば、それは自己肯定感ではありません。
それは単なる自己中心性です。
子どもたちにも伝えたいこと
柏の葉学園でも、子どもたちへよく伝えています。
「やりたいこと」と
「やっていいこと」は違う。
腹が立つこともあります。
悔しいこともあります。
嫌になる日もあります。
その気持ちを持つことは悪いことではありません。
でも、その気持ちのまま友達を叩いたり、暴言を吐いたりすれば、相手は傷つきます。
だから、
気持ちは大切にする。 行動には責任を持つ。
これが社会で生きていくための大切な力です。
本当の自己肯定感とは

自己肯定感は、「私は何をしても許される」
という考えではありません。
むしろ、
自分を大切にできる人ほど、相手も大切にできます。
自分の価値を知っている人は、
他人の価値も知っています。
だからこそ、ルールを守ることも、人への思いやりも、自分を粗末にしないことも、すべて一つにつながっているのです。