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「たまごの殻」がつないでくれたもの

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「たまごの殻」がつないでくれたもの

この写真で子どもたちは何をしているのでしょう?

答えは…

卵の殻を砕いています。

「なんで?」

そう思いますよね。

実は、この卵の殻は柏の葉学園で育てている野菜たちの肥料になります。

ご家庭で出た卵の殻を持ってきていただき、

子どもたちが、洗って!乾かし!・・・その殻を細かく砕くお手伝いをしています。

やがてその殻は土に還り、野菜の栄養となります。

そして、その野菜を子どもたちが収穫し、食べる。

一つの命が、また次の命を育てていく。

そんな循環を、子どもたちは手で感じています。


この活動で私たちが一番大切にしていることは、肥料を作ることではなくて・・・。

子どもの成長が大きく伸びるのは、
家庭と学園の方向が重なったとき!!!ということを。

学園だけが頑張っても限界があります。

家庭だけが頑張っても難しいことがあります。

だからこそ、

「学園では今、こんなことをしているんですね。」

「家でも協力してみます。」

そんな一言が、子どもの育ちを大きく変えていきます。

もちろん、お仕事や家事、子育てで毎日忙しいことは十分承知しています。

だから、特別なことをお願いしたいわけではありません。

ただ、ほんの少しだけ学園の取り組みに興味を持っていただけたら。

そして、一緒に考え、一緒に子どもの成長を喜んでいただけたら。

そのきっかけが、今回の卵の殻でした。

家庭では「ゴミ」として捨てられるかもしれないものが、学園では「命を育てる資源」になります。

その一つひとつに、ご家庭の協力が詰まっています。

子どもたちは今日も、一生懸命に殻を砕いていました。

きっと、野菜のためだと思って。

でも本当は、それだけではありません。

家庭と学園をつなぐ、小さな架け橋を、子どもたちは一緒につくってくれていたのです。


私は・・・『支援』とは、子どもだけを支援する営みではないと思っています。

その第一歩は、卵の殻一つからでも始められるのだと、
今回子どもたちが教えてくれました。