森のふくろう先生のひとりごと
可愛い子には旅をさせよ
こんにちは。

森の真ん中の大きなクスノキに住む、300歳のふくろう先生です。
子どもが困っていると、
つい手を貸したくなります。
転びそうなら支えたくなるし、
失敗しそうなら止めたくなります。
だって可愛いのですから。
でも、昔の人は言いました。
「可愛い子には旅をさせよ」

これは、
遠くへ行かせなさいという意味ではありません。
苦労や失敗を経験させなさい、
という意味です。
転んだから歩き方を覚える。
失敗したから考えるようになる。
悔しい思いをしたから強くなる。
成長は、いつも少しの困難と一緒にやってきます。
親は子どもの人生を代わりに歩くことはできません。
だからこそ、
小さな挑戦を見守ることが大切です。
助けることも愛情。
見守ることも愛情。
その両方が子どもを育てます。
種は急いでも芽を出しません。
けれど、自分の力で土を押し上げた芽は、
強く大きく育つのです。