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ルールは「自然に身につく」のではなく、「気づき」によって身につく

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昨日の朝礼での講義の一つ!

「ルールは自然と身につくものだ」と言われることがあります。

たしかに、日々の生活の中で何度も同じ場面を経験していると、いつの間にか行動の仕方がわかってくることがあります。学校、職場、家庭、地域社会の中で、人は周囲を見ながら「こうするものなのだ」と学んでいきます。

しかし、本当にルールは自然に身につくのでしょうか。

私は、そうではないと思います。

ルールは、ただ時間が過ぎれば身につくものではありません。


「自然」という言葉の意味

まず、「自然」という言葉には、いくつかの意味があります。

一般的には、山、川、海、空、草木、動物など、人の手が加わっていないものを指します。
たとえば「自然を大切にする」という時の自然です。

一方で、「自然に身につく」という場合の自然は、少し意味が違います。

この場合の自然とは、
「無理に意識しなくてもそうなること」
「特別に努力しているように見えず、いつの間にかそうなること」
という意味で使われています。

つまり、「ルールが自然に身につく」とは、「生活の中でいつの間にかルールを覚える」という意味になります。

けれども、ここに大切な落とし穴があります。

「自然に見えること」と「何も考えずに身につくこと」は、同じではありません。


ルールは気づきによって身につく

たとえば、廊下を走ってはいけないというルールがあります。

ただ「走ってはいけません」と言われただけでは、なぜ守る必要があるのか理解できないことがあります。
しかし、誰かとぶつかりそうになったり、小さな子が転びそうになったりする場面を見ると、人は気づきます。

「走ると危ないんだ」
「自分だけでなく、周りの人にも迷惑がかかるんだ」

この気づきがあるから、ルールはただの命令ではなく、自分の中の判断になります。

つまり、ルールを身につけるとは、言われたことを機械的に覚えることではありません。


気づきのないルールは、形だけになる

気づきがないまま守っているルールは、形だけになりやすいものです。

先生が見ているから守る。
上司に怒られるから守る。
周りに合わせるために守る。

もちろん、それも社会生活では必要な場面があります。
しかし、それだけでは本当の意味でルールが身についたとは言えません。

見ている人がいなくなった時、注意する人がいなくなった時、そのルールは簡単に崩れてしまいます。

一方で、気づきによって身についたルールは、自分の中に残ります。

「これは人を傷つけないために必要なんだ」
「これは安全を守るためにあるんだ」
「これはみんなが気持ちよく過ごすためのものなんだ」

そう理解できた時、ルールは外から押しつけられたものではなく、自分の考えとして行動に表れます。


大切なのは、ルールの理由に気づくこと

ルールを教える時に大切なのは、「守りなさい」と言うことだけではありません。

なぜそのルールがあるのか。
誰を守るためのものなのか。
守らなかった時に何が起こるのか。

そこに気づけるようにすることが大切です。

人は、意味がわからないものには納得しにくいものです。しかし、理由がわかると行動が変わります。

ルールは、人を縛るためだけにあるのではありません。
安全を守るため、人との関係を良くするため、社会をスムーズに動かすためにあります。

その意味に気づいた時、ルールは初めて自分のものになります。


まとめ

「ルールは自然に身につく」と言われることがあります。

しかし、正確には、ルールは自然に身につくのではありません。生活の中で経験し、考え、気づくことによって身についていきます。

自然に見える行動の裏側には、必ず小さな気づきがあります。

人に迷惑をかけた経験。
誰かに注意された経験。
危ない場面を見た経験。
相手の気持ちを考えた経験。

そうした一つひとつの気づきが、ルールを自分の中に根づかせていきます。

だからこそ、ルールを教える時には、ただ守らせるのではなく、気づかせることが大切です。

ルールは、自然に身につくものではありません。
ルールは、気づきによって身につくものなのです。

私たち柏の葉学園グループ職員は【朝礼】と言う名の毎朝1時間の勉強会を行っています!
そして私たち柏の葉学園グループは星槎国際高等学校柏キャンパスの附属施設でもあります。
教員免許を所持しているスタッフも沢山所属しています。

と言うことで・・・(⇓こんな確認も行います!)
■教育基本法から見る教員
教育基本法第6条第1項
法律に定める学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない。

我々も「昨日よりも今日、今日よりも明日」日々勉強です!