「カルタなんて嫌い!」
子どもたちにカルタを出すと、最初はこんな声が聞こえてきます。
「取れないから嫌だ。」
「負けるからやりたくない。」
「ルールが難しい。」
「〇〇くんばっかり取る。」
確かにカルタは厳しい遊びです。
読み札は待ってくれません。
迷っている間に取られてしまいます。
頑張っても負けることがあります。
だから最初は苦手な子もたくさんいます。
でも、柏の葉学園ではあえてカルタに挑戦します。

なぜならカルタには、子どもたちの成長に必要な力がたくさん詰まっているからです。
今回取り組んだのは、歴史人物カルタ、国旗カルタです。
歴史人物カルタでは、
「織田信長!」
「徳川家康だ!」
「聖徳太子知ってる!」
と歴史に興味を持つきっかけになります。
国旗カルタでは、
「日本!」
「ブラジル!」
「イギリス!」
と世界への興味が広がります。
遊びながら自然と知識が増えていくのもカルタの魅力です。

さらに、
ことわざカルタ
四字熟語カルタ
都道府県カルタ
恐竜カルタ
などに発展すれば、
学習の入り口はどんどん広がります。
そして何より大きいのは、
「できなかったことができるようになる」
経験です。
最初は一枚も取れなかった子。
周りの速さについていけなかった子。
負けて悔し涙を流した子。
そんな子が何度も挑戦しているうちに、
「あっ!」
と一枚取れるようになります。
その一枚がうれしい。
次は二枚。
その次は三枚。
いつの間にか、
「カルタやろう!」
と言うようになります。
カルタで育つのは知識だけではありません。
- 話を最後まで聞く力
- 集中する力
- 我慢する力
- 負けを受け入れる力
- もう一度挑戦する力
そんな「生きる力」も育っています。
子どもたちは、
勝ったから成長するのではありません。
負けてもやめなかったから成長するのです。
今日も柏の葉学園では、
一枚のカルタを通して、
子どもたちが少しずつ強くなっています。