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子どもの話を聴いていますか?

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「聞く」と「聴く」の違い

皆さんは「聞く」と「聴く」の違いを考えたことがありますか。

どちらも同じ「きく」と読みますが、実は意味が少し違います。

「聞く」は音が耳に入ること

例えば、

朝、鳥の鳴き声が聞こえる。

遠くで救急車のサイレンが聞こえる。

教室で誰かが話している声が聞こえる。

これは特に意識しなくても耳に入ってくる状態です。

音を受け取っている状態を「聞く」と言います。

「聴く」は心を向けること

一方で「聴く」は違います。

友達の悩みを聴く。

先生の話を聴く。

家族の話を聴く。

ただ音を受け取るだけではありません。

相手が何を伝えようとしているのかを考えながら受け取ることです。

耳だけでなく、心も使っている状態です。

なぜ「聴く」が大切なのか

人は誰でも、

「自分の話を分かってほしい」

という気持ちを持っています。

しかし、話をしていても相手が上の空だったり、途中で遮ったりすると、

「分かってもらえていない」

と感じます。

反対に、

最後まで話を聴いてもらえた時、

自分を大切にしてもらえたような気持ちになります。

人間関係は「話す力」で作られるように見えますが、実は「聴く力」で作られることが多いのです。

勉強も「聴く力」から始まる

学校の勉強を考えてみましょう。

先生の説明を聴く。

友達の発表を聴く。

本を読んで作者の考えを受け取る。

どれもまずは「聴く」ことから始まります。

勉強が得意な子の中には、

話すことよりも、まずよく聴くことができる子がたくさんいます。

聴くことで理解が深まり、

理解が深まることで考える力が育つのです。

子どもが「聴ける」ようになるために

子どもに

「人の話を聴きなさい」

と言うことは簡単です。

しかし、実は大人も同じです。

子どもは大人の姿を見て育ちます。

親が子どもの話を聴く。

先生が子どもの話を聴く。

周りの大人が互いの話を聴く。

そんな環境の中で、子どもは自然と聴くことを学びます。

最後に

神様は人間に口を一つ、耳を二つ与えました。

これは、

話すよりも二倍聴きなさい、

という意味だと言われることがあります。

聞くことは音を受け取ること。

聴くことは心を受け取ること。

勉強も、人間関係も、成長も、

すべては「聴くこと」から始まるのかもしれません。