窓の向こうに、何が見える?
ある日の柏の葉学園。
子どもたちが次々と窓辺に集まってきました。

「何見てるの?」
そう声をかけても、誰もこちらを見ません。
みんな夢中です。
通り過ぎる車かな。
工事の音かな。
それとも鳥でも見つけたのでしょうか。
大人にとっては何気ない景色でも、子どもたちにとっては発見の宝庫です。
「見て!」
「いた!」
「来たよ!」
そんな言葉が飛び交い、自然と肩を寄せ合う姿がありました。
誰かが興味を持つと、その興味は隣の子へ伝わります。
そして気がつけば、一人の発見がみんなの発見になる。
これも大切な学びの一つです。
足の裏は、もうひとつの脳?
その後の活動中、ふと足元に目を向けると――
小さな足が見えました。
床にぺたんと座り、自分の足を触る子どもたち。
足の指をぎゅっと握ったり、広げたり。
じつは、こうした何気ない動きには大切な意味があります。


足の裏にはたくさんの感覚受容器があります。
触れる。
感じる。
力を入れる。
緩める。
こうした経験の積み重ねが、
- バランス感覚
- 姿勢づくり
- 体の使い方
- 集中力
につながっていきます。
子どもたちは遊びながら、自分の体のことを学んでいるのです。
子どもは今日も成長中
大人はつい、
「何を教えようか」
「何を練習させようか」
と考えてしまいます。
でも子どもたちは、
窓の外を眺めたり、
友達と肩を寄せ合ったり、
自分の足を触ったりしながら、
毎日たくさんのことを学んでいます。
種は急いでも芽を出しません。
けれど、見えないところで確かに根を伸ばしています。
今日も柏の葉学園では、子どもたちの小さな発見と成長を大切に見守っていきます。
子どもは何もしていないように見える時ほど、たくさんのことを感じているんだね!