雨の日の散歩にも、大切な学びがあります!
ある日の放課後等デイサービスの一コマです。

外はあいにくの雨。
「今日は室内かな?」
そんな声が聞こえてきそうですが、この日は傘をさして歩く練習に出かけました。
傘を開く。
周囲を見る。
風にあおられても持ち直す。
人や自転車とすれ違う。
水たまりを避けて歩く。
大人にとっては当たり前のことかもしれません。
しかし子どもたちにとっては、一つひとつが大切な経験です。
放課後等デイサービスというと、学習や運動、工作などを思い浮かべる方も多いかもしれません。
もちろんそれらも大切です。
しかし柏の葉学園では、「将来一人で生きていくために必要な力」を育てることも同じくらい大切にしています。
雨の日に安全に歩くこと。
傘を持ちながら周囲に気を配ること。
思い通りにならない天候の中でも行動すること。
こうした経験は、テストの点数には表れません。
けれども将来、学校へ通う時、仕事へ行く時、買い物へ行く時・・・必ず必要になる力です。
近年は便利な時代になりました。
車での移動も増え、危険だからと大人が先回りしてしまうこともあります。
だからこそ、子ども自身が経験する機会は少なくなっているのだと思います。
私たちは「できるだけ失敗しないようにする」のではなく、「安全に経験できる機会を作る」ことを大切にしています。
挑戦すること。
状況を見て判断すること。
困った時に考えること。
最後までやり遂げること。
そんな非認知能力と呼ばれる力を育てていきたいと考えています。
雨の日の散歩は、一見すると地味な活動です。
しかし、その一歩一歩の積み重ねが、子どもたちの未来につながっています。
今日も子どもたちは、それぞれのペースで経験を重ねながら成長しています。
私たちはこれからも、家庭や学校だけではなかなか経験しにくくなった「生きるための練習」を大切にしながら、子どもたちの成長を支えていきたいと思います。