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遊びは成長の土台をつくる!

「遊んでばかりいないで勉強しなさい。」

昔からよく聞く言葉です。

しかし、今の子どもたちは、ゲームや動画視聴ばかりで、遊ぶことすら足りていない!

実は、子どもにとって遊びは将来の学習や人間性の土台になる、とても大切な活動です。

遊びの中で「ものの概念」を学んでいる

赤ちゃんは生まれた時、世の中のことを何も知りません。

ボールを転がしたり、積み木を積んだり、砂場で遊んだりしながら、

「丸いものは転がる」

「高く積むと倒れる」

「水を入れると重くなる」

ということを少しずつ学びます。

これを「概念の形成」といいます。

後に理科や算数を学ぶ時、この経験が土台になります。

例えば、

「多い・少ない」

「長い・短い」

「重い・軽い」

という感覚は、教科書を読む前から遊びの中で身につけています。

遊びは勉強の準備運動なのです。

遊びの中で育つ「非認知能力」

学校のテストで測れる力を認知能力といいます。

一方で、

・最後までやり抜く力

・我慢する力

・友達と協力する力

・失敗しても立ち直る力

・自分で考える力

これらはテストでは測りにくいため「非認知能力」と呼ばれています。

最近の研究では、この非認知能力が将来の学力や社会生活に大きく関係すると言われています。

そして、この力は遊びの中で育ちます。

鬼ごっこではルールを守る力。

かくれんぼでは相手の気持ちを考える力。

工作では工夫する力。

ゲームでは負けても挑戦する力。

子どもたちは遊びながら、人として生きていく力を学んでいるのです。

遊びは失敗の練習場

大人になると失敗には責任が伴います。

しかし、子どもの遊びにはやり直しがあります。

積み木が崩れてももう一度。

鬼ごっこで負けても次の回。

工作で失敗しても作り直せます。

この経験を繰り返すことで、

「失敗しても大丈夫」

「もう一回やってみよう」

という気持ちが育ちます。

これは勉強にも仕事にも共通する大切な力です。

人間性も遊びの中で育つ

子どもたちは遊びの中で、

「順番を待つ」

「譲り合う」

「ありがとうと言う」

「ごめんなさいと言う」

ことを学びます。

大人が何度説明するよりも、友達との遊びの中で学ぶことの方が多い場合があります。

人と関わる力は、人と遊ぶことで育つのです。

遊びは未来への投資

遊びは決して勉強の邪魔ではありません。

遊びの中で、

概念を学び、

考える力を育て、

挑戦する心を育て、

人と関わる力を身につけていきます。

そして、それらがやがて学習につながり、社会で生きる力につながっていきます。

今日の鬼ごっこも、

今日の砂遊びも、

今日の工作も、

将来の学力や人間性の種なのです。

子どもは遊びながら育ちます。

だからこそ、大人は「何を学んだの?」ではなく、

「どんな遊びをしたの?」

と尋ねてみるのも良いかもしれません。

その遊びの中に、子どもの未来を育てる大切な学びが隠れているのです。