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勉強会レポート|こどもの権利と合理的配慮を、毎日の実践へ

こんにちは。柏の葉学園グループの廣川です。
先日、下記4つのテーマの勉強会に参加してきました。

  • こどもの権利擁護 〜意見表明と最善の利益〜
  • 外国人の親権問題 〜近時の法改正や事例を踏まえて〜
  • 今、求められる合理的配慮 〜障がいのある人が活躍する社会について〜
  • ハラスメントの予防 〜カスハラ・セクハラ・パワハラ〜

特に「こどもの権利擁護」と「合理的配慮」は、明日からの支援を変える大切な学びでした。
職員会議でも即日共有し、園内の支援に取り入れていきたいと思います。
そして家族と学園とが“協働”で子どもの挑戦を支えるという視点に結び直して一緒に考えてもらえればと思います。

こどもの権利=「守られる」だけでなく「自分で選び、挑戦する」権利

  • 子どもの意見表明は、挑戦の出発点
  • “最善の利益”の検討は、安全を確保しつつ、成長のチャンスを残すことが肝心。
  • 私たちは「何を手伝うか」よりも、「どこまで自分でできるか」を常に確認します。

例えば!
1日の中で「自分で決める場面」を必ず1つ作る(服・おやつ・遊びの順番を選ぶなど)
できたことを事実で称えるみんなで喜ぶ(「自分で靴を並べたね」「できた!!」)
失敗は次の作戦会議の材料に(原因探しより“次どうする?”)

「問題を避ける」から「チャレンジする」へ

困りごと(偏食・癇癪・集団の難しさ 等)は大人が先回りして排除する対象ではなく、
周囲の大人と協力しながら攻略方法を学ぶ教材と考えましょう。

例えば!
困難や苦手なことに直面したら!
「1分だけチャレンジしてみる」「ひと口だけチャレンジしてみる!」などミニ挑戦を設定。
成功したら具体的に称賛し、次の段階へGO!!

バタフライエフェクトを、家庭から

小さな挑戦の成功が、自己効力感を育て、家庭・学校・地域へと波紋のように広がります。
「頼る」だけでなく「一緒にチャレンジ」。柏の葉学園は、子どもたちと肩を並べて歩みます。

次の“挑戦の足場”を、いっしょに設計していきましょう。

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